ママの悩みQ&A
母乳育児の悩み
当院にいらっしゃるママたちは、左右の乳房を10分ずつというように時間を測って授乳しておられる方が多いです。 | |
それは母乳が出なくなるからです。 | |
けれども、赤ちゃんは十分な量の母乳を飲んでいるわけではないのですぐ泣いて起きます。「あっ!ウッカリ寝てしまったけど、ボク(ワタシ)まだお腹空いてるわ!」と気づくのですね。 | |
これが続くとママのおっぱいの先は痛くなることが多いです。 | |
では、どうすれば良いのでしょうか? | |
交代のタイミングがわからないという場合は、 | |
体格、体質、乳房の形、乳房の大きさは人それぞれ違います。射乳の量・回数も人それぞれ違います。 | |
このように授乳しているとそのうちに赤ちゃんと視線が合うようになってきます。 |
当院に来院されるほとんどのママたちは、母乳育児を望んでいるけれども思うようにいかないという事でいらっしゃいます。 | |
●赤ちゃんの鼻の穴がママの乳房にくっついてしまうため、呼吸しにくくなります | |
●おっぱいトラブルとの関係 | |
このような状態が長期間続くと、乳首の上の付け根に亀裂が出来て出血することもあります。この状態を「乳頸亀裂」と言います。もちろんとても痛いです。 | |
ママたちも授乳の時は赤ちゃんと視線が合うものだと周囲の人たちから聞いているので、何とか目を合わそうとしてらっしゃいます。けれども、どうしても目が合わないし、そのうちに手持ち無沙汰なのでついついスマホを見てしまうという方も多いのではないでしょうか? | |
また、可愛いだけではなくて、おっぱいを飲みながら赤ちゃんがお母さんの顔、表情を見る事はとても意味があります。 | |
(注)イラストは左手で赤ちゃんの頭と首、背中を支えていますが、クッションなしで写真のように抱くと首に負担がかかります。 | |
このように抱っこすると赤ちゃんは口を大きく開ける事が出来ます。 | |
●乳首を赤ちゃんの口に入れる時のコツ | |
多くのママたちは「赤ちゃんの頭に手を当てて、乳首に引き寄せる」と思っていらっしゃいますが、そうすると赤ちゃんの顔はうつむいてしまい大きな口が開けられません。 | |
では、どうすれば良いかと言うと | |
このようにすると赤ちゃんの顔は上を向きますので、大きな口を開ける事が出来て乳首をくわえやすいです。また、ママの顔もよく見えます。 |
当院では母乳分泌不足だけではなく、乳房のトラブルや乳首のトラブルなどでも来院されます。 | |
傷にワセリンなどの保湿剤を塗りラップなどを貼って傷の治癒を促す療法はあります。 | |
当院では、乳首のトラブルで来院された方に次のようにお伝えしております。 | |
また、乳首の傷を治すには保湿剤を塗るだけではなくて、
授乳方法を見直す事がとても大切です。 |
白斑とは?乳頭先端にみられる直径1mmから5mmくらいの白い斑点で、授乳する時に針で刺されるような強い痛みを伴います。白斑が出来ると、乳管が詰まって母乳が乳腺内にとどまるためにシコリが出来ることが多いです。 よくあるトラブルです。 白斑の原因は何?白斑の原因は、「乳首の皮膚に負担のかかる授乳」です。 乳首の皮膚は腕・足・お腹・背中などの皮膚と違って「非常に薄くて傷つきやすい」のです。 そのため、授乳のやり方によっては乳首の皮膚に負担がかかり様々なトラブルがおきやすくなります。 そのトラブルの一つが「白斑」です。 | |
負担のかかる授乳ってどんな授乳なの?乳首に負担のかかる授乳とは次の三つです。1.長い時間吸わせる多くのママさんたちは、「乳首を長く吸わせれば吸わせるほど赤ちゃんは母乳を沢山飲める」「吸わせれば吸わせるほど母乳が出てくる穴の開通が良くなる。」と思ってらっしゃいますが、射乳(母乳が出てくる)が終わると母乳はほとんど出なくなるので、おしゃぶりのように吸っているだけになる事が多いです。おしゃぶりのように吸っているだけの時間が長くなればなるほど乳首の先の皮膚に負担がかかります。 2.頻回すぎる授乳新生児の頃は飲む力もそれほど強くないので一回の授乳で十分な量を飲めない事が多いです。そのためすぐにお腹が空くので頻回に授乳する必要がありますし、頻回に授乳することで分泌が増えやすくなります。 けれども限度を超えると乳首に負担がかかることが多いです。 3.乳首・乳輪が固いまま吸わせる乳首・乳輪が固いと赤ちゃんの舌が滑って深くくわえられない為、乳首の先を吸ってしまいます。そうすると非常に痛いだけでなく乳首の先に負担がかかります。 | |
白斑が出来るしくみこののような乳首の先に負担がかかる 授乳が続くと乳首の皮膚に圧力がかかる ↓ 乳首の皮膚の血行が悪くなる ↓ 乳首の皮膚の栄養分・水分が不足する ↓ 皮膚が硬くなる ↓ 白斑ができる。 ※座りダコ、ペンダコ、靴づれなどに似ています。 白斑を治すには?白斑を治すには、白斑のある方の乳首に負担のかからないように授乳する事が大切です。けれども、多くのママたちは白斑が出来ると、しっかり吸わせるとポロリと取れるような気がして、白斑のある方を長い時間、頻回に吸わせてしまっています。 それは逆効果なのです! | |
長い時間・頻回に吸わせると、乳首の先に負担がかかり、痛みはひどくなり白斑は数が増えたり大きくなっていきます。 白斑がある時の授乳方法のコツ!①白斑のない方から授乳するなぜかと言うと赤ちゃんは飲み始めはお腹が空いているので必死で強く吸い付きます。それが白斑が出来て傷んでいる乳首には負担になるので、白斑のない方から授乳します。 | |
②射乳が起きたら白斑のある方を吸わせる赤ちゃんの飲む様子を観察していると、最初はチュクチュクと乳首の先を吸っています。しばらく吸っていると射乳(母乳が出てくる)してくるので、赤ちゃんは急にゴクゴクとしっかり吸いはじめます。その時に白斑のある方に交代します。「さあ、出てきたぞ!」と飲もうとしている赤ちゃんには申し訳ないんですが。 なぜ、そうするのかと言うと、射乳がおきている時は、赤ちゃんの口に母乳が吹き込んでくるため乳首に負担をかけないで吸うからです。 また、交代した方の乳首からは母乳は出ていないと思われるかもしれませんが、射乳は左右乳房同時におこりますのでもう一方の乳首からも母乳が出ているので大丈夫です。 ※交代する時は黙って交代せずに、赤ちゃんに「交代するよ」など声をかけてくださいね。 | |
③射乳が終わったら白斑のない方を吸わせる射乳が終わると赤ちゃんの口に母乳が吹き込んでこなくなるので、赤ちゃんは乳首の先をチュクチュクと吸います。チュクチュクと長い時間吸われると乳首の先に負担がかかってしまいますので、白斑のない方に交代します。 | |
④以上のように左右の乳房を何回か交代して最後は白斑のない方で終わる母乳を飲んでお腹がいっぱいになっても、しばらくの間は赤ちゃんは乳首を口に含んでママに抱っこしてもらって甘えていたいのです。それはママにとっても大切な時間ですね。けれども、その時間が長すぎるとやはり乳首に負担がかかります。 白斑のある方を長く吸わせていると白斑は治りにくくなります。 最後は白斑のない方を吸わせるようにしましょう。 射乳してくるという感じがよくわからない場合は?白斑のない方から吸わせる、白斑のある方を吸わせすぎないようにするようにするだけでも良いです。両方の乳首に白斑が出来ている場合は?少しでも痛みがマシな方から授乳しましょう。白斑が痛すぎて授乳が苦痛という場合は?短時間だけ吸わせるか、それも苦痛なようなら授乳を中止して搾乳だけにします。 | |
白斑がある時に心がける事長い時間吸わせ続けない赤ちゃんの様子や吸われている感じに意識を向けて「あまりしっかり吸っていないな」と感じたらもう早めに(赤ちゃんが眠ってしまわないうちに)一方の乳房に交代する。これを何回か繰り返す。 吸わせる時間についてはこちらをご覧ください 添い乳は長い時間吸わせがちですので、しない方が良いですが、どうしてもという場合には白斑のない方を吸わせるようにしましょう。 頻回に授乳しすぎない赤ちゃんがしっかりと空腹になってから授乳する。寝かせるためにおしゃぶりのように吸わせすぎないようにする。 授乳間隔が大幅に開かないようにする授乳間隔が4から5時間以上開くと乳房が張って乳輪が硬くなるので、赤ちゃんの舌が滑ってしまって乳首の先をくわえてしまいがちです。そうすると乳首の先に負担がかかります。 出来るだけ授乳間隔が大幅に開かないようにしましょう。 乳首を柔らかくしてから授乳する授乳前に手で搾乳すると乳首・乳輪が柔らかくなって赤ちゃんはくわえやすくなり、乳首の先に負担がかかりにくいです。授乳の抱き方を工夫する授乳のだき方についてはこちらをご覧ください食事に気をつける1.砂糖の食べ過ぎに注意する白斑がある時は排乳口(母乳が出てくる所)が細くなっているため大変詰まりやすいです。当院にトラブルで来院される方々の乳房の状態を拝見しておりますと、やはり甘いものは詰まりやすいと思います。 お菓子だけでなく砂糖が多く含まれている食品(とんかつソースやステーキソース、焼肉のタレ、お寿司など)もトラブルがある間は取りすぎない方が良いです。 和食中心が良いとよく言われていますが、和食は他の料理に比べて砂糖を使う割合は多いです。 煮物などに砂糖をたくさん使うというご家庭もありますね。 乳房トラブルがある時は砂糖の量を控えた方が良いでしょう。 2.食事制限についてまた、詰まるのが怖くて過度の食事制限をなさっている方も多いです。以前、「毎月のように乳腺炎になって困っている」という事で来院された方がいらっしゃいました。 その方は「詰まってシコリが出来て乳腺炎になるのが怖いから」と長い間ご飯と野菜しか食べておられませんでした。 栄養不足の食事が続いて、貧血や免疫力が低下したことも乳腺炎になりやすくなった一因と思います。 肉、魚、大豆、などのタンパク質は積極的に食べた方が栄養状態が良くなるので白斑は治りやすいです。 油を使ったお料理は大量に食べなければ影響しないです。 また、アレルギーがないようでしたら卵・乳製品も食べてください。 | |
水分は我慢せずに取る事白斑が詰まってシコリがある時は、水分を取るとシコリが大きくなるような気がして我慢する方が多いですが、水分が少ないと母乳の濃度が高くなって余計に詰まりやすくなります。また、夏場は熱中症が心配です。 我慢せずに飲みたいだけ飲みましょう。 | |
体調に気をつける白斑がある時は排乳口が詰まって乳腺炎を引き起こす場合があります。身体が疲れて抵抗力が落ちている時は乳腺炎になりやすいですので、家事などは頑張ってせずに身体を休めるようにしましょう。 白斑はどのくらいで治るの?白斑は長い時間、乳首の皮膚に負担がかかって出来るものですので、治るには時間がかかります。手足に出来たタコや靴ズレも治るには時間がかかるのと同じです。 白斑が出来てすぐに適切な授乳をすると1週間くらいで治る事が多いですが、日にちが経っている場合は1ヶ月以上かかる事も少なくありません。 保湿剤とラップについて 白斑が出来たら保湿剤を塗ってラップを貼る方が多いですが、ラップを貼ると治りにくくなります。 保湿剤とラップについてはこちらをご覧ください facebookページ Instagram |
当院でお受けする母乳育児相談で、授乳中の乳首の痛みに関する事は、とても多いです。 「乳首が噛まれている感じがして痛い」 などの原因と対処方法についてお話します。このような授乳中の痛みで困っておられるママの 「乳首の上のつけ根」 を拝見しますと、少し赤くなっていたり、線状の細い傷がついている事が多いです。 「ここは痛いですか?」とその部分を指で軽く押すと「痛いです!」とおっしゃいます。 | |
原因は何なの?「乳首の上のつけ根」に傷が出来る主な原因は、授乳中の赤ちゃんの抱き方にあります。どのような抱き方かと言うと「 赤ちゃんのお顔がうつむいてしまう」ような抱き方です。 赤ちゃんのお顔がうつむいてしまうと、 ママの「乳首の上のつけ根」に赤ちゃんの歯茎が当たります。 また、お顔がうつむくと 顎が引けてしまいますので、舌を前に出しづらくなりますし、口も大きく開けられませんから乳首の先しか吸えません。 | |
歯茎が当たった状態で、乳首の先を吸われると「乳首の上のつけ根」に常に強い力が加わります。 | |
では、そうならないようにするには、どうすれば良いのでしょうか? | |
赤ちゃんの鼻とママの乳房の間に小指一本分くらいの隙間を作るようにすると良いです | |
こうすると、赤ちゃんの歯茎はママの乳首の上のつけ根に当たらないですし、赤ちゃんのあごは引けてしまわないので、口を大きく開けられます。 | |
舌もしっかりと前に出せますから、深くくわえられるので痛みもなく傷も出来にくくなります。 | |
当院に来院されるママたちの授乳の様子を拝見していますと、 |
赤ちゃんは、おっぱいを飲む時に「むせる」事があります。 赤ちゃんがむせながら飲んでいる様子を見て「むせるほど母乳が出ているんだわ。」と良い事のように思っているママもいらっしゃいますが、出来るだけむせないで飲める方が良いです。 むせながらおっぱいを飲んでいる赤ちゃんの様子むせている時の赤ちゃんはゴホゴホと咳き込んだり、呼吸もゼイゼイと苦しそうです。ビックリして乳首を離して飲むのをやめてしまうこともあります。 おっぱいを飲む事がなんだか辛そうに見えます。 また、授乳後に仰向けに寝かせると、真っ赤なお顔で両手を挙げてきばる赤ちゃんが多いです。 そしてオナラをよくします。 それは、むせる時に母乳と一緒に空気も飲んでしまうからです。 空気を飲むとお腹が張ります。 お腹が張っている時に仰向けに寝るのはしんどいですから、きばってオナラを出そうとしているのでしょう。 オナラと一緒に「ちょびっとウンチ」をする事も多いですので、オムツかぶれにもなりやすいです。オムツ替えの回数が増えるのでオムツ代もかさみます。 | |
むせる原因は?「母乳が出過ぎている場合は赤ちゃんはむせやすいですが、それほど出過ぎていないけれどむせる事はよくあります。なぜむせるのかと言うと、 「おっぱいが噴射するように赤ちゃんの口の中に勢いよく流れ込むから」です。 つまり、おっぱいの勢いが強すぎて赤ちゃんが自分のペースで飲めない時にむせるのです。 逆に、「おっぱいが噴射せずに赤ちゃんの口の中にゆっくりと流れ込む」と赤ちゃんは自分のペースで飲めるのでむせません。 大人の私たちで例えて言うと、 「ペットボトルの口から水やお茶が噴射して出る」と大人の私たちでもビックリしますし、むせるでしょう。 やはり飲み物は自分のペースで飲みたいですよね。 | |
むせないように授乳するには?授乳前に指で搾乳して母乳を少し捨てると良いです。 どのくらい搾乳すると良いかと言うと、 「乳輪部が少し柔らかくなるくらい」です。 搾乳すると母乳がすぐに噴き出すようでしたら、「噴き出すのが少し落ち着くくらい」です。 搾乳する事によって、おっぱいが噴射せずゆっくりと出るようになりやすいので、赤ちゃんは自分のペースで飲みやすくなります。 母乳不足かな?と悩んでおられるママにとっては、「捨てるなんてもったいない。」と思われるかもしれません。 その場合は哺乳瓶に搾乳して、授乳した後に飲ませると良いですね。 ★搾乳する時の注意点があります。 それは「力を入れすぎないこと」です。 痛みを感じるほど力を入れると、乳輪部が腫れてしまうことがあります。 また、母乳が出過ぎる方の場合は「ゆっくりとしたスピードで搾乳すること」です。 早いスピードで搾乳すると、刺激が強すぎてよけいに分泌が増えてしまったり、乳房が張りすぎることがあります。 童謡「ゆりかごの歌」のテンポより少しゆっくりくらいです。 ♪ゆりかごの歌をカナリヤが歌うよ。ねんねこねんねこねんねこよ。♪ | |
授乳中に赤ちゃんが眠ってしまわないようにする むせた時はどうしたら良いの?むせたら、赤ちゃんの身体を起こして縦抱きにしてゲップを出すときの体勢にしましょう。ゲップが出ないときは、しばらく抱っこして赤ちゃんが落ち着いてきたら授乳を再開してみましょう。 以上の事をやってみても効果がない時は?以上の事をやってみても、むせる・お腹の張り・いきみなどが改善しない場合は、稀に病気の事もありますので、小児科医師に相談してください。 |
ここでは、乳腺炎症状がある時のご自身で出来る対処方法をお話します。 乳腺炎症状(おっぱいが痛くて熱がある)の時に心がける事①水分を十分飲む②授乳する ③患部を刺激しすぎない ④栄養をとる ⑤休養をとる ①水分を十分飲む 熱が高い時は水分を飲む事が大事です。 | |
ママの尿が普段よりも量や回数が少ない、色が濃い時は、水分が不足しています。 | |
②授乳する しんどい時は授乳は重労働ですが、赤ちゃんに飲んでもらった方が治りやすいです。 | |
授乳前・授乳中も水分を飲んで下さい。飲んだ方が母乳の流れが良くなりますので治りやすいです。 ③痛い部分を刺激しすぎない おっぱいが痛くて硬い部分がある時に、その部分を手で押しながら授乳する方が多いです。 | |
④栄養を取る 乳腺炎症状をおこしやすい方の多くは栄養不足です。 | |
お米や野菜だけでなく、十分な量のお肉・魚介類・大豆・卵(←アレルギーがある場合は避けて下さい)などのタンパク質を食べた方が、乳腺炎症状を改善する力がつきやすくなります。 | |
甘いものは控えた方が治りやすいです。 ⑤休養をとる 乳腺炎症状をおこしやすい方の多くは、大変疲れておられます。 | |
⑥お薬のこと 高熱の場合は、病院で内服薬の処方や点滴をしてもらうと楽になりますが、受診がかなわなくてお薬を処方してもらえない場合は、漢方薬という選択肢もあります。 | |
「おっぱいが痛い」という事は、ほとんどの方にとって未知の体験です。 |
母乳育児以外の悩み
このようなことは、2〜3ヶ月くらいまでの赤ちゃんによくみられます。 | |
実家や自宅などでお母さんが赤ちゃんを抱っこしても泣きやまない時に、夫や実母らが抱っこすると、とたんに泣きやむ事が多いです。 | |
そして、この「お母さんが抱っこすると泣く」という事は、いつまでも続きません。 |
お腹が空いている、オムツが濡れている、ウンチが出そうで出ない、お熱がある、暑いとか寒いとか などなど思いつく事柄について対応してみても効果がない場合は、「説明がなくて怒って泣いている」のかもしれません。 | |
例えば、「今日は1ヵ月検診に行くのですよ。検診は元気に育っているかどうかを診てもらうのよ。 | |
私たち大人でも誰かに何の説明もなしに急に知らない所へ連れてゆかれたらびっくりしますし、行く前になぜ説明してくれないのかと思いますよね。 |
あと追いがひどくて困っておられる方は多いです。落ち着いて用事も出来ないし預けられないので外出もままなりません。 | |
例えば何も言わずに赤ちゃんのそばから離れる、トイレに行くとか洗濯物を干しに行くとか、預けて出かけるとかすると、お母さんがいないことに気づいた赤ちゃんはとても不安になります。 |
ママの悩みについての動画
赤ちゃんのお口に乳輪全部入らないといけないの?