乳房を押しながら授乳する?

おっぱいが詰まってシコリが出来たり、乳腺炎になった時などに、乳房のシコリの部分を強く押したり、揉んだり、しごいたりしながら授乳しているという方はよくいらっしゃいます。

確かにシコリの部分を押す事で溜まっている母乳を飲んでくれて、シコリが小さくなる事もありますが、力を入れすぎると乳腺を傷めてしまい炎症が増強されて乳腺炎を悪化させる事が多いです。強く押しすぎて青あざが出来ている方もいらっしゃいます。

シコリや乳腺炎で痛い時はとても不安になりますので、ついつい力を入れてしまいがちですが、乳房は女性の身体の中でも特に敏感なところでデリケートなので、そっと手を当てて軽く押さえる程度にしましょう。お肌のお手入れをする時のような手つきで優しく扱うことが大切です。お顔は揉んだり、しごいたりしないですよね。そんな事をしたらシワが出来てタルミそうですし。

シコリの部分を押すよりも、乳房を下方から(アンダーバストのところ)を手のひらで軽く持ち上げながら授乳すると、赤ちゃんはお口に乳房の重みがかからなくなって飲みやすくなるためシコリが取れやすいように思います。
この時も力いっぱい持ち上げないようにしましょう。くれぐれも優しくしてくださいね。

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