おっぱいの先が痛くて下着をつけられない時

乳頭亀裂・水疱・白斑などがある時、乳首にブラジャーやおっぱいパッドなどが触れると痛くて辛いというママさんはとても多いです。

以前、「乳首の先が切れて痛い」というママさんから電話相談があり、来院をおすすめしたところ「そちらに行きたと思っているんですが服を着れないから行けないんです。」とおっしゃってびっくりした事があります。

乳首にブラジャーやパッドなどが触れると飛び上がるほど痛いので、自宅では上半身は何も身につけないで過ごしているとの事。

結局、服を手で持ち上げておっぱいの先に触れないようにしながら来院されました。

乳房ケアを行い授乳方法を見直すなどして乳首の傷は治りました。

おっぱいの先に亀裂や白斑が出来て痛い時はラップを貼るママさん方は多いです。

ラップが緩衝材になって痛みが少しはマシになるようですが、当院ではおすすめしていません。

なぜかと言うと、ラップを張ってしまうとラップと乳首の間に母乳や汗が溜まってしまうため、白斑や亀裂は治りにくくなるからです。

白斑や亀裂のある時は適度に空気に触れていた方が治りやすいです。

詳しくはこちらをご参照下さい。

では、どうしたら良いのかというと、

ガーゼのハンカチで「輪っか」を作って乳首に当てるという方法があります。

乳首と下着の間に隙間が出来るので痛みは少しは和らぐようです。

当院に来院されたママさんに教えてもらったのですが、作り方はとても簡単です。

どうぞ、お試し下さい。